店舗、工場、倉庫の夏場の
屋根からくる暑さ対策として効果のある新しい遮熱工法が開発されまさしたのでご紹介します。


これは、近年建物の多くに採用されている折板(せっぱん)屋根専用の遮熱設備です。

折板屋根は屋根材として丈夫で、低価格などの理由で、建物の大小問わず数多く普及しています。

ただ、素材が鉄板であるため、夏場の気温上昇とともに、折板屋根温度は60℃以上になるそうです。

屋根の上で、目玉焼きができそうですね(笑)

屋根からの熱だけで、室内温度が上がるわけではないでしょうが、やはり初夏から秋口の5〜6ヶ月間は、エアコンは必需品で

ある事は間違いなさそうです。


前書きが長くなりました。

そこで、昨年新しく開発されたルーフシェードなるものに出会い、カタログやサンプル、データなどを見てみると、良さそうな感じがしたので、

早速、性能はいかがなものかと製品を取り寄せ、確かめてみることにしました。モニターになっていただけそうなところに相談したところ、

夏場の冷房費の節約になれば、と快く受けて頂きました。
  


設置日、場所 : 2010年 6月 30日 (福岡県)  鮮度管理をされてある小売店、 設置面積は220u


     
 ルーフシェード開発者の方より施工指導を受けながら、
設置の開始です。
皆初めての体験でスローペース。
まずは折板屋根のボルトに金物の取付です。
  金物の取付が終わりいよいよ遮熱スクリーンを取り付けます
     
 
休憩中、みんなで何だかんだ言いながらの1枚です。

薄日が差して少し光っているところ(奥側)が遮熱シートです。
  みんなコツを得たのか、梅雨の雨を気にしながら、

どんどん工事は進んでいきました。
   
     
障害物は避けて設置します。広い屋根はメンテ用通路

として数箇所確保した方が良いそうです。 
  梅雨のドシャ降りと、汗まみれになりながらも

どうにか完成しました。
   
 現場で感じた事


  
厚雲の梅雨空の下での工事でしたが、雲の合間から薄日が射すと、折板屋根は、素手では触れないほど熱かった

 のが印象的でした。スクリーンがあるところは、素手でペッタリ触れます。

 屋根からくる暑さ対策としては、相当効果があるかもしれない。

 冷房負荷をどれだけ抑制できて、電力・電気代は一昨年と比べて、どれだけ節約できるのか、検証でき次第 

 またご報告したいと思います。

 最後までご覧いただきありがとうございました。

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